ラサ商事株式会社

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基本戦略

今後の成長に向けた基本戦略として
3つのキーワードを設定しています。

新興国の台頭、アジア市場の拡大、そしてそれに伴う本格的産業のグローバル化。
時代は今、大きな変革期にあります。このような中、当社グループでは次なる成長に向けて既存市場の深耕と新たな分野の創出を目指し、「素材」「技術」「新市場と環境」の3つのキーワードを設定しています。

3つのキーワード

素材

素材

当社が資源・金属素材関連事業において天然資源を中心とした素材を取り扱っているのに対して、この度子会社化したイズミは化学的な処理を施した、化成品関連の素材を取り扱っており、素材関連で重複が少ない点でメリットがあります。
当社とイズミ両社の商品、及びネットワークの相互活用を随時拡大し、グループとしての売上・利益の拡大につなげていきます。

技術

「技術」をキーワードとした安定成長

産機・建機関連、環境設備関連においては、技術力に裏付けされた提案営業に引き続き注力していくとともに、産機・建機関連につきましては、ポンプを中心とした新商品の育成、海外市場の拡大、そしてメンテナンスサービス体制の一層の充実に取り組んでまいります。
環境設備関連につきましては、『水砕スラグ製造設備「ラサ・システム」の販売先の拡大、及び新技術開発』『スラグ処理の販路拡大』等に取り組んでまいります。

また、旭テックが担うプラント・設備関連事業では、石油関連プラントを中心とする様々なプラント建設及び関連事業を展開するとともに、既存事業との相乗効果を発揮することで、さらなる業容と販売チャネルの拡大を図っていきます。

新市場

「新市場」をキーワードとした事業拡大

新用途市場についてですが、資源・金属素材関連においては、火力発電や風力発電用の部品向けジルコン加工品、太陽電池向けのシリコンウエハー用金属シリコン、リチウムイオン電池向けの球状黒鉛などの新用途市場向けへの原料供給へ本格的に取り組んでまいります。
海外市場に対しては、「輸入については脱中国の動きに対応した東南アジア諸国、インドからの供給ソースの拡大を図ります。」
また「日本マーケットの縮小に対応した東南アジア諸国、インドでの市場の拡大」に取り組んでまいります。
産機・建機関連においても、ASEAN諸国を中心に、シールド堀進機など、国内メーカーの優れた機械類の輸出強化を図ってまいります。

環境

「環境」をキーワードとした事業拡大

今後の成長のカギとなる「環境」分野においては、当社の得意とするスラグ処理技術の販路として石炭ガス化複合発電、いわゆるIGCC発電のスラグ処理設備に、当社の「ラサ・システム」を納入するべく、取組みを強化しております。又、エネルギー活用のベストミックス面から、石炭火力発電は、世界的にも今後大きなウエイトを占めると言われている一方、多量の二酸化炭素等を排出するため、環境面からCCT(Clean Coal Technology)が大きな課題となっております。
これらの課題解決の為「CCT営業推進」の専担セクションを新設し、産官学に対し当社の持つ石炭ハンドリング技術と関連機器の活用を推進し、次なる商材の開発・育成を強化していきます。