ラサ商事ってどんな会社?

事業の変遷

当社は設立当初、食糧や鉱物資源を取り扱う、いわゆる商社機能からスタートしています。

この内、食糧につきましては麦などの輸入をしていましたが、輸入自由化の流れでリスクに見合った利益がとれなくなったこともあり、独自性の高い分野への、経営資源集中の観点から、この分野から撤退しました。

一方、鉱物資源を取り扱う過程でオーストラリアとの関係が深くなり、同国のワーマン社で発明・開発された、ワーマン®ポンプという特殊ポンプに着目し、当時の日曹製鋼株式会社(現在の大平洋金属㈱)と共同で商品化しましたのが、産機・建機関連事業を営む足がかりとなっています。

さらにその後、当社は機械にとどまらず、その周辺機器類、ポンプ設備、ならびにプラント設備を手がけるための技術力を高め、下水汚泥、産業廃棄物、水砕スラグ製造設備や電力向け設備を扱う、環境設備関連事業へと、事業の拡大を遂げてきました。

このように、商社機能から機械メーカー機能、そしてプラントエンジニアリングへと、事業を拡大しており、それぞれの事業が現在も競争力のある3本柱として発展を遂げています。

そして2012年1月にイズミ株式会社を、2014年12月には旭テック株式会社を子会社化し、更に2015年2月にはラサ・リアルエステート株式会社を新設するなど、新たな事業も含め「ラサ商事グループ」として6事業を編成しています。

資源・金属素材関連事業

ジルコンサンドは国内トップシェア

主力のジルコンサンドは、セラミックスの釉薬、高炉の耐火煉瓦材料などから、半導体チップの鏡面加工、液晶やプラズマパネルの製造工程まで、幅広く用途が拡大している鉱物資源。ラサ商事は、世界最大規模の生産量を誇る豪州の生産会社から独占輸入し、国内取扱額の半数以上を占めています。

ジルコンサンドとは

産機・建機関連事業

スラリーポンプの国内市場をリード

トップ商品のワーマン®ポンプや、公共事業向けのヒドロスタルポンプで、国内のスラリーポンプ市場をリード。上・下水道施設向けの設備・機器など、暮らしを守るための商品を数多く提供。他にも、小型削岩機やセミシールド掘進機などの建設機械も取扱い、技術力でインフラ整備に貢献しています。

スラリーポンプとは

環境設備関連事業

独自技術の水砕スラグ製造設備

製鉄所で鉄を作る際に発生するスラグを、コンクリートの原料などにリサイクルする独自技術の水砕スラグ製造設備。近年、世界的に製鉄所の建設・改修が進む中、この技術と設備を海外にも輸出しています。また、新たな取り組みとして、発電設備から発生するスラグへの対応も進めています。

水砕スラグ製造設備とは

プラント・設備工事関連事業

子会社旭テック(株)が担う事業

旭テック(株)は、石油精製・石油化学プラントの他、多種多様な分野のプラントおよび関連設備工事に係る設計、施工、メンテナンス事業を行っています。



化成品関連事業

子会社イズミ(株)が担う事業

イズミ(株)は、自動車関連をはじめ、建材・電気・電子分野など幅広い業界に多種多様な合成樹脂・化学製品を供給。さらに、塩ビコンパウンドに代表される樹脂類の混練加工製造機能を発揮。自社設備により、お客様の希望に合わせた樹脂加工を提供します。

塩ビコンパウンドとは

不動産賃貸関連事業

子会社ラサ・リアルエステート(株)が担う事業

ラサ・リアルエステート(株)は、グループ内に保有する不動産物件を有効活用し、賃貸収益を確保しています。都内の好条件・高付加価値物件が中心であり、堅実なテナントへの賃貸を通じて、地域の活性化に寄与しています。

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