酸素・ガソリン溶断トーチ
ペトロゲン [基本セット]
ペトロゲンは、アセチレンに代わる次世代の溶断機です
酸素とガソリンを利用して溶断するペトロゲンは、アセチレンを利用した溶断トーチに比べ、安全性・溶断性能・経済性に優れています。
高い安全性
ペトロゲントーチの火口は、ガソリンの気化熱により低温に保たれます。このためトーチ内部への逆火(バックファイヤー)が起きません。
- ガソリンを使用しているため、アセチレンガスに比べ、衝撃や熱による爆発のリスクを抑えられます。
- ペトロゲンのガソリンタンクは最大容量9.5リットルのため、ガソリン携帯缶扱いとなり、消防法による制限を受けません。
- アメリカ・カナダの製品安全規格であるUL規格認証を受けているほか、各国の様々な安全規格をクリアしています。
優れた溶断性能
- ペトロゲントーチの炎は、アセチレンの約5倍のカロリーを持ちます。
- 溶断スピードに優れています。
溶断例
鉄道レール: 約40秒で切断可能 鋼板(25mm厚): 毎分560mm切断可能 鋼板(280mm厚): 毎分165mm切断可能 燃焼効率が高く、溶断物は100%酸化します。このため切断面がきれいに仕上がるとともに、飛散する火の温度は低く保たれます。
- 溶断対象物からトーチを5cm程度離しても溶断可能です。
- 自動走行器にセットすれば、正確な切断が可能です。
- 水辺、水中の溶断作業も可能です。(オプション)
優れた経済性
- ペトロゲンのガソリンタンク(9.5リットル)1本で、アセチレンボンベ(重量約120kg)約1.3~2本分の溶断作業を行えます。
- 火口が熱を持ちにくいため、アセチレン溶断に比べ、チップやトーチが長持ちします。
- 入手しやすいレギュラーガソリンを使用します。
携帯型ペトロゲン[ポルタカットシステム]
小型で、背負って運べる酸素・ガソリン溶断トーチ
携帯専用タンクとキャリアにより、持ち運びが容易に行えます。
素早い溶断が必要となるレスキュー用途に最適
- 小型で車載しやすく、現場到着後すぐに溶断を始められます。
- アセチレントーチに比べ溶断スピードが速いため、一刻を争う作業に適しています。
- 基本セットと同様の安全性・経済性を確保しています。
- 水辺、水中の溶断作業も可能です。(オプション)
消防署の工作車への導入実績が豊富
- ペトロゲンの特長が評価され、日本国内の消防工作車への導入が進んでいます。
- 海外においても、消防や軍、国防総省などで導入されています。