ご挨拶

当社は、資源や金属素材、産機・建機等を産業界に供給し、その発展を支え続けている専門商社です。特殊な分野に強い専門性、技能・技術に裏打ちされた提案力、そして万全のメンテナンス・サービス体制によるサポート力を武器に、これまで多くのお客様にご信頼いただき、長期にわたる信頼関係を築いてまいりました。その成果として当社は現在、鉱物資源ではジルコンサンド、産機分野ではスラリーポンプ、環境設備では独自技術の水砕スラグ製造設備など、各分野においてトップクラスのシェアの商品を有し、市場をリードする存在となっています。

そして、2012年に、合成樹脂・油脂・化学品の専門商社として70年以上の歴史を持つイズミ株式会社を子会社化(2024年4月吸収合併)し、さらに2014年12月に、石油精製・石油化学プラントの他多種多様な分野のプラント及び関連設備に係る設計・施工・およびメンテナンス工事を主たる事業としている旭テック株式会社を子会社化し、事業領域の拡大を果たしてまいりました。また2015年2月に、ラサ・リアルエステート株式会社を新設し、当社グループが保有する不動産の有効活用を進めてまいりました。これらの取り組みにより、従来からの「資源・金属素材関連事業」、「産機・建機関連事業」、「環境設備関連事業」に、新たに「化成品関連事業」、「不動産関連事業」さらに「プラント・設備工事関連事業」を加え、より多様な形でパートナーシップを構築し、お客様の事業成長に貢献していく体制を整えました。

当社グループは、2025年度(2026年3月期)より新中期経営計画「“Step Forward”Rasa 2027 ~成長のステージへ~」を始動させ、前中期経営計画で強化を図ってきた経営基盤のもとこれからの3年間で、既存事業の安定的成長にとどまらず新たな成長のステージへの一歩を踏み出していきます。 この中期経営計画は、新たな成長のステージへの一歩を踏み出していく期間と位置づけており、「新規・成長分野への取り組み」を最重点施策としつつ、「既存領域の深耕」により、新たな成長ステージを支える基盤として、既存事業の安定成長を目指します。また、ガバナンス強化、環境保全、組織と人材の活性化に向けサステナビリティ経営の推進を進めてまいります。

引き続き一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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